2004年8月

今更晒されて困るのは信用情報くらいだそうです 8月27日
「あちゃー」
「どうしました支障」
これ
「あー、そういえばずいぶん前にヤフーがやらかしたときも支障なんか言ってましたね」
「あっちは結局確証持てないうちに幕引かれた感じだったな。そのときもう俺、退会してたし。でもさ」
どうかな? どうかな? ワクワク

あちゃー
「あー、たしかに漏れてますねー」
「まぁどこでも似たようなことになってるとは思うけどな。ただはっきりこうわかるとそれはそれで腹が立つ」
「そうですよね。それにどうせ『お詫び』とかいって500円割引とかでごまかされるんでしょうし」
「まぁ一件500円でも34万人だと1億7千万円になるわけだが……500円か。名簿屋の方が高く買ってくれないかな?」
「それは絶対にないです」

国境の向こうへ 8月26日
「やっぱ南アフリカってえらい国な気がしてきたよ」
「どうしたんですいきなり」
「仕事中なんか暇だったんでネット見まくってたんだけど」
「……支障、前にそれ上司にばれて始末書書く羽目になったでしょう」
「そんなのESCOM(南アフリカ電力供給公社)の計画に較べたら些細なことだ」
「給料泥棒のいいわけを大企業の計画と較べないでください」
「とにかくこれ見てくれ」

「この地図の『Planned interconnection direction of flow』っていう、赤い矢印。コンゴの、たぶんキンシャサあたりからはじめてアフリカ大陸突っ切って北はエジプトやらモロッコへ、南は南アフリカへ、東はウガンダ、西なんか海岸沿いに大陸ぐるっと回そうって無茶に壮大なプロジェクト。これぞロマンだ」
「なんかそういえば長距離列車のとき(1月16日)も似たようなこと言ってましたね。長いもの好きなんですか?」
「なんか微妙に違う気もするがおおむね好きだな」
「Power pools and interconnectionsってあるから、単なる電力供給ってわけじゃないみたいですね」
「まぁつなげるようにしときましょう、ってことなんだろうな。サイト詳しく見てるわけじゃないからよくわからないけど。とにかく赤い矢印が長くつながっているところに感動した」
「はぁ」
「そうだよなー。どこの国にだって発電所くらいあるだろうし、1箇所の発電所でアフリカ全体に電気を送るなんてのはシズマドライブでも開発されない限りは無理だな。減退もものすごいだろうし」
「でもつながっています」
「そうなんだよ! 送電線は続くよどこまでも! 燃える(≠萌える)ぜ!」
「単純だなぁ……」

半分終わった夏を乗り越えるんだそうです 8月21日
「韓国料理の店で犬鍋食べてきた」
「……」
「なんだねその露骨に嫌そうな顔は(ロイ大佐風)」
「……だって」
「他人の食習慣にケチ付けるもんじゃない。日本人だって馬やらイナゴやら鯨やらを食ってるんだ」
「……でも」
「ワールドカップの時に騒いでたおフランスのバカな女優と同じだぞ。牛や豚はよくて犬や鯨は駄目なのか? 卵と親鳥はよくて雛は駄目なのか? そんなものは感情論だ。狭い視野ですべてを語ろうとする阿呆な言い分にすぎない。食というのはもっと壮大にして深淵、そして神聖なものだ」
「は……はぁ」
「別にはにわに無理にでも食えと言ってるんじゃないしさ。とりあえずそんなにまずいもんじゃなかったよ」
「そ、そうですか……どんな感じのものだったんですか?」
犬鍋キター!
「こんなかんじ」
「……お肉のスープなんですよね?」
「そう。『小』を頼んだんだけど結構大きかった。あと肉どっさり、スープというよりは肉を食うことがメインになってしまった」
これがないと始まりません
「あともちろんこれな」
「マッコリですね。支障好きでしょうこれ」
「うん大好き」
どんどん出てくるお通し的前菜

結構量はありました
「生臭いとか筋っぽいとか聞くけどあんまりそれは感じなかったな。むしろ口の中でほろほろとほどける柔らかさが印象に残った」
「そうなんですか?」
「うん。確かに時々『うっ』と感じるようなことはあったけど、それきっと一緒に煮てある香草のせいだと思う。あ、ただ皮の部分は堅かった。ミノどころじゃないや。ゴムみたいだった。脂身もそうだな。ちょっときつかった」
もう食いきれないんだってばさー
「で、さっきも言ったけど、かなり量あるわけよ。腹空かせていったつもりでも食いきれなかった」
「支障が食べきれないって言うと、相当なもんですね」
「うーん、肉のボリュームに負けた、ってとこだな。で、もうたくさんだからマッコリ飲んでたら店のおばちゃんが『これ、栄養だからね。時間かけて全部食べて』とか『からだいいから、残さないね』とか言って盛りつけてくれちゃったりして」
「は、はぁ」
「『肉食べないでもスープがおいしいね』とか聞いたと思ったら『体にいい、肉食べないと駄目ね』どっちじゃー」
「そのあたりは大陸的おおらかさということで」
「腹がきつかったんで頼まなかったけど、白いご飯に乗っけて食べてもいいなと思った」
「はぁ。……そういえば支障、誰と行ったんですか?」
「……だれとも」
「は?」
「待ち合わせ場所に誰もいなかったんじゃー!」
「それは支障の人徳、い、いえ、犬食べることに抵抗があったんじゃないかなって」
「うがー!」

「いやでも実際うまかったよ。また食べに行ってもいいかも。そんときははにわ、来い」
「遠慮しときます」

お店のご案内
「開城炭火焼肉」新宿区百人町1-1-4(職安通り沿い、職安の斜め向かいです)電話03-5273-7327
メニューの一番最後にひっそりと
「補身湯」ではなく「栄養鍋」というメニューで載ってます。「栄養」が犬肉メニューのこと。ちなみに「スユック」はゆでた肉。今度はこっちも試してみたいっす。

夏草や兵どもが夢の址 8月16日
「お疲れ様です支障」
「いやー、ほんと疲れた。本なんてほとんど買ってないのに疲れた」
「日曜日以外はすごく暑かったですしね」
「暑いというか、『熱い』の方だったかもしれない。しかしまぁよくあんな中コスプレやってられるよな」
「プレイヤーさんは命張ってるようなもんですね」
「でも鋼の錬金術師とラグナロクとテニスの王子様と十二国記(か三國無双かそのあたり)とかばっかだったのがちょっと物足りない。それも業者が作ったような、そこそこ丁寧にできてるものばかり」
「結構コスプレのお店も増えてきてますもんね」
「うーん、布や飾りが多少ちゃちでも手作り感あふれるコスの方が好きだからなぁ俺」
「それは……支障が気に入るようなキャラはどれもこれもマイナーすぎて業者が手を出さないだけじゃないんですか?」

翻訳コンニャクも実現可能な気がしてきました 8月11日
中国語の翻訳掲示板をみつけた。最近できたみたい」
NAVERGoKoreaの中国版みたいなものですか?」
「そうみたい。漢字使うだけあって、翻訳制度はもしかしたら韓国・朝鮮語よりも高いかもしれない」
「文法とか語彙は韓国語とかの方が近いって聞きますけどね」
「文法っていうのはあくまで日本語も韓国・朝鮮語も孤立系の膠着語、ってだけのことだけどな。語彙だってこれだけ近くて人の行き来があればそりゃ似てくるのは当然なわけで。それよか早速荒れているのが見ていてすがすがしい」
「……一応友好でいきましょうよ」
「仲良くする場は喧嘩をする場でもあるぞ。それが交流だ。それにそもそも隣国同士は仲悪いのがふつうだろ? 戦争してたりすればなおさらだ。英仏、独仏、独蘭、中ロ、中印、印パ、希土……きりがない」
「うー。でも、無理に喧嘩したり煽ったりするのはよくないと思います」
「当たり前じゃん。煽ったり他人をけなしたりしたい奴が手前のバカ晒してるだけ。ちゅうか翻訳掲示板見てると自他関係なくみんな同じバカなのが見ていてすがすがしいと、そういう意味で言ったのだ」
「は、はぁ」
「とにかく悪態ついたり騒ぎたいだけなんだよきっと。『日本人だから』『中国人だから』『韓国人だから』はあくまで理由付けというか話のとっかかりと『これだから○○人は』って風にレッテルを貼るために必要なだけで、それを取っ払えば結構どこも似たようなもんだ。面白いぞ」
「いろいろありますけど面白いってのは同感です。荒れてないところも割とあるみたいですしね」
「素直に映画とかゲームとかアニメの話題って言えよ。どこの世界でもヲタはそれなりに通じ合えるんだ」
「……(無視)これだけ簡単に翻訳掲示板できるんなら、日中韓のクロス掲示板とかできないですかね。あと英語とかロシア語とか」
「日中韓の3言語ならクロス掲示板、作る気になれば作れるかもしれないな。ただ、英語にせよロシア語にせよ、印欧語系のとことの自動翻訳はまだまだって気がする。まぁ、英語ぐらいは自分で学べということでもあるな。インターネットで扱われる情報の半分以上は英語だしな」
「うーん、英語はおいおい勉強していくとして、3言語掲示板、可能なら早くできて欲しいと思います」
「三つ巴の戦いになることは確実だがな。是非参戦したい」
「支障!」

ねたとしては弱いのですが 8月9日
クローン猫、売り出しだそうだ」
「……なんか妙な感じを受けますね」
「550万って値段も気になるが、遺伝子が同じだからって同じ生き物ってわけではないしな」
「命を見た目ではかっている、というかモノ扱いしてる気がします。とくに『将来、クローン猫に問題が生じた場合、料金は払い戻す』なんてあたり」
「クローンったって綾波じゃあるまいし、年の離れた双子みたいなもんだと思うがな」
「たましいは別のものですよね」
「ねたとしてはそれ以上のものではないんだが、この記事見ていてこっちのほう思いだしたんでな」
「また果てしなく胡散臭いというか嘘くさい例の新興宗教団体のアレですよね。へー。生まれてたんだー(棒読み口調)」
「クローンかどうかの検証はしないってんだから笑わせる。それにクローンを作る意味だか意義だかってのも不明瞭だしな、彼らの主張だと」
「『俺様は予言者だ! だから昼飯にはソースカツ丼を食うぜ!』ってくらい、話がつながってないです」
「猫クローン屋といい、この新興宗教団体といい、年末が見物だな」
「年末まで話題として続いていないと思いますが」

千の風になって 8月3日
A Thousand Winds

Do not stand at my grave and weep;
I am not there, I do not sleep.
(わたしのお墓なんかの前で泣いたりなんかしないでください。
わたしはそんなところにはいません。わたしはお墓でのうのうと寝てなんかいませんから)

I am a thousand winds that blow.
I am the diamond glints on snow.
I am the sunlight on ripened grain.
I am the gentle autumn's rain.
(わたしはそよぐ千の風。雪の上のきらめき。頭を垂れる穂に降る日の光。わたしは穏やかに降り注ぐ秋の雨)

When you awaken in the morning's hush,
I am the swift uplifting rush
Of quiet birds in circled flight.
I am the soft stars that shine at night.
(あなたが朝、目覚めるとき、わたしは静寂に歌う鳥。虚空に円を描く鳥。
あなたが夜、眠るとき、わたしは安らぎとともに見守る星)

Do not stand at my grave and cry;
I am not there, I did not die.
(わたしのお墓なんかの前で泣いたりなんかしないでください。
わたしはそんなところにはいません。わたしは死んでいるほど暇ではないですから)

試訳:支障(「かなり意訳、というか俺訳」だそうです。)
「ちょっと前にはやった、かな。『千の風になって』いいよなこの詩」
「わたしこれ、好きです。なんか悲しいんだけど透明でそしてすごく明るい、雨上がりってイメージがあるあたりがすごく」
「9-11のテロの時の鎮魂にも使われたくらい有名な割には作者不詳とかそういう不思議な感じがいいな、俺としては。あと異本(?)が結構あって、これだ!という決定版テキストがないというのも好きだ」
「支障とわたしとでは詩の楽しみ方が根本的なところで違う気がしますがまあいいです」
新井満の講談社版が売れてからだと思うけど、作者不詳の著作権半ばフリーをいいことに、類似企画増えたのが笑えるな」
「詩の一説を大きな文字で2行程度、それにあわせてそこそこ見栄えのする風景写真をあわせて、とかのやつですね」
「まぁぶっちゃけそんなんだったら企画も何も、パクるの簡単だからな。本当にいいものができるかはおいといてな。千の風だったら露骨なのがこのあたりとか」
「うーん、写真きれいだし、コメントしづらいです」
「いやだから、この手の自称ヒーリングブックを俺も作ってみようと思ったわけだ」
「はぁ」

わたしのお墓なんかの前で泣かないでください。わたしはそこにはいません。

たぶんこういうところにいます。

わたしはそよぐ千の風。

わたしは吟醸香。つややかな刺身の輝き。お鍋がたてることことという音。

千の風になって。千の風になって、世界中を巡っています。

「…………なんですかこれ」
「いやだから俺的ヒーリングブック」
「……いや、もういいです」

2004年8月

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