支障はMacだから大丈夫だって 1月29日
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「なんかワームが派手に暴れ回ってるみたいだな」 「なんか爆発的に広まったみたいですね。ウィルス対策ソフトメーカーの方でも、名前がそれぞれ違うから混乱に輪をかけてるみたいです」 「Symantecでは『Novarg』、ネットワークアソシエイツとトレンドマイクロが『Mydoom』だっけ? まあSymantec以外『Mydoom』にまとまりつつあるみたいだし。あ、そういやはじめは『Mimail』の亜種なんて言われてたりもしたな」 「状況把握ができる前に広がっちゃったってことでしょう。なんか世界中の電子メールの1/12がMydoomなんてことにもなっちゃったみたいですし。はにわのアドレスにもがんがん入ってくるんですよぅ」 「全体の8%か。すごいのはわかるんだけどこれってメール感染型のワームだろ? BlasterとかWelchiaみたいなのと違って、自分で添付ファイル開かなきゃ感染しないタイプのものなのにこんなに広がるもんなんだな」 「でも『The message contains Unicode characters and has been sent as a binary attachment.(メッセージにUnicodeが含まれており、バイナリ添付ファイルとして送信されました)』とか『The message cannot be represented in 7-bit ASCII encoding and has been sent as a binary attachment.(メッセージが7ビットASCIIエンコーディングで表示できず、バイナリ添付ファイルとして送信されました)』なんて書いてあって、添付ファイルのアイコンも一見メモ帳ふうだったら、ついクリックしちゃうんじゃないでしょうか」 「あまい! 出所が怪しいメールの添付ファイルなぞ見ない、開かない、というのがWindowsを使うときの基本だ。拡張子だろうがアイコンだろうがいくらでも偽装できるしな、今回みたいに」 「それはそうですけど……」 「そもそも知らない奴から来るメールなんて開けるかい」 「支障、知ってる人からのメールさえ読まないことありますからね。よく電話で怒られてますよね」 「メールだけで重要な用件を伝えようとする方が間違ってる、と思うがなぁ。メールは瞬時に届くとは限らないし、秘密を守れるわけでもないし」 「でも便利な通信ツールだとは思います」 「そりゃそうだ。便利だということを否定する気はないよ。便利だけど使うのにはそれなりに気を遣う必要があると思うってこと。だからセキュリティパッチ当ててなかったりアンチウィルスソフト入れてなかったり謎メールの添付ファイルいきなり開いたりってのは甘いと言いたいのだ」 「うわぁ。支障の口からこんな言葉がでるなんて」 「つかこんなウィルスだらけのOS使ってるってのがそもそもの間違いかと」 「そう繋げてきましたか」 |
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長距離列車は男のロマンだそうです 1月16日
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「むぅ。すごいぞこれ」
「だめ!はにわおまえだめ! 鉄道に萌えない奴なんてA液とB液を混ぜないエポキシ接着剤と同じだ」 「別に嫌いなわけじゃないですけど、そんなに大騒ぎするようなことですか?」 「当たり前だろう。ひとつの大陸を縦断する鉄道ったらそれこそもう憧れだ」 「ふーん」 「だめ!はにわおまえだめ! オーストラリア大陸を縦横断する鉄道のすばらしさに熱くならない奴は人じゃない!」 「この際人でなくてもいい気がしてきました。まぁ支障、長距離の列車好きですもんね」 「もうそりゃあ。そして大陸横断ったら鉄道なの。飛行機とかバスは邪道。邪道って言うかだめ!」 「かなり歪んでいる気がします。じゃあ乗ってみたい列し……」 「ロシア号! ウラディヴォストークからモスクワまで1週間の世界最長の定期列車。まずはこれに始まりこれに尽きる!」 「尽きちゃってどうするんです」 「だってもう、究極だよ。ユーラシア大陸横断しちゃうんだよ。モスクワからだったらワルシャワ経由でウィーンなりベルリンなりに抜けて、さらにパリに至れば乗り継いでスペインまで、あるいはロンドンやもっと先まで鉄道だけで行けちゃうし。これをロマンといわずしてなんと言おうというのか!」 「気違い沙汰。う、うわぁ。(棒読み)ほかには?」 「カナダVIAのカナディアン号はいいな。バンクーバーからトロントまで北米大陸横断だ。アムトラックの列車だったらサンセット・リミテッド号。名前が格好いいのが第一だが、ロスからオーランドまで、太平洋と大西洋を結ぶ大陸横断鉄道は合衆国内ではこれだけだし」 「ほんとに『大陸横断』ばっかりですね」 「そ。豪華列車とか有名列車はほかにもあるけどやっぱり大陸を突っ切るってのが素敵。そこでさっきのオーストラリアだ。ダーウィンとアデレードを結ぶ縦断路線が開通したので、以前からあった縦断路線と合わせて縦横二つの大陸横断列車がオーストラリアには走ることになるわけで」 「はぁ」 「だめ!はにわおまえだめ! 大陸横断ですよ! 二つの海をつなぐのですよ! そこに魅力と感動を覚えてこそじゃないですか!?」 「なんか尋常じゃなくなってきた気がしますよ支障……でも、いくつかプラン見せられてますけど、鉄道の旅って高く付いちゃいますね。これならひこ……っと」 「あん? 高く付くかもしれんけど、鉄道はその車窓も含めて旅なの。単なる移動手段ではなく、移動している最中も旅の一こまでずっと観光しているもんだと思えば高いものじゃないと思うけどな」 「あ、うーん、そうかも」 「新幹線みたいな高速かつ高密度で飛行機とタメはれる鉄道ってむしろ特別。料金体系もまるで違うし」 「そういうもんですか」 「そ。豪華列車って、むしろ客船クルージングみたいなもんだと考えれば分かり易いん違うか?」 「あー、なるほど……そう考えれば支障が『大陸横断』にこだわるのもわからなくはないような気がしなくもありません」 「微妙な表現を。まぁロシア号は『豪華列車』とは言い切れないから必ずしもそうだというわけでもないけどな。結局は『大陸横断』というか、どこまでも続く軌道というものに感じるロマンなわけだが」 「どこまでも続く軌道……銀河鉄道?」 「そう、そう。たぶんそう。999が幼き日の俺に与えた影響は絶大だ」 「……いっそネジにでも改造されちゃえばいいのに」 |
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まぁそんなもの 1月7日
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「なんだかんだ言って続けてるラグナロクオンラインだが」 「それでも言う程強くないですよね。にょろにょろ君」 「まーねー。事実上はじめて作ったキャラなもんだから、ステータスもスキルもかなり無駄の多い振り方してるし」 「まだまだレベル上げる必要ありますね」 「まぁぼちぼちと。取りあえずレベル上げるためにもお金貯めていい装備そろえようかと」 「えー。本末転倒じゃあ?」 「そうなんだけど、ある程度レベルあがってくると、それまでと同じ敵叩いてたんじゃあレベル上がりにくくなってくるじゃん。かといって1ランク上の敵にするとちょっと息切れ、ってな感じになっちゃってるから。今」 「確かに一人でやってくとなるとそういうところあるかもしれませんね」 「あとはじめの頃わかってなくて微妙に微妙すぎる装備品買っちゃったし。それも変えていかないと」 「微妙すぎる装備品?」 「わかる人にしかわからないだろうから簡潔に書くがポリンカード刺さったセイントローブとファブルカード刺さったモーニングスター」 「微妙っていうか、にょろにょろ君のステータス振りと同じくらい無駄だと思います。ある意味で似合ってるのかも」 「そしてそれをさらにせっせと精錬していたり」 「ほんとに無駄なコトしてますね。無駄というか微妙というか」 「でもさー、まともな装備なんかまだとてもとても無理だしさー。だったらいっそ、行けるところから行けるだけのことをして適当に日々暮らしつつレアアイテムでも狙うしかないじゃん」 「……」 「? どした?」 「いやその、『装備』を『就職』に、『レアアイテム』を『宝くじ高額当選』にしちゃったら……」 「…………」 「やっぱり中の人の生き様が出てますね、にょろにょろ君」 |
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謹賀新年 1月5日
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新年明けましておめでとうございます 「なんかちょっと出遅れた感じだな」 「もう松の内もあとちょっとです。支障も今日から仕事でしょ?」 「まぁ仕事をしているフリだけして仕事しないでここにいるわけだが」 「……契約更新ないかもしれませんね」 「うむ。それが判るのが2月の末だ。それまでは好き勝手できる。いや、それが判ったあとも、更新なら向こう1年好き勝手できることになるわけだし、切られるなら切られるでどうせ契約終了なんだからやっぱり好き勝手できることになる」 「社会的にサバイバルの領域に来ている気がします」 「いいんだよ。正月にひいたおみくじにも、意訳すれば『焦らず誠実にマイペースで』みたいなことが書いてあったし」 「仕事さぼってサイト更新してるのはどう見ても『誠実』ではありませんが」 「あと細かいことを気にするな、ともあったような気がするな」 「それは嘘だ。支障、意訳しすぎだと思います! どんなおみくじですか、わたしが見てあげます!」 「あ」 「どれどれ……あ」
「確かに、そうですね……じゃ、支障ここ一年おとなしくしてなきゃ」 「まーねー。たださ、去年も一昨年も凶だったわりにはそんなひどい目に遭わなかったし。なんか無理せず自分のペースで行ってりゃどうにかなるんじゃないかって気もしてきたよ。むしろ俺に引きずられてペース乱されて迷惑かぶった人のほうが多いかもしれん」 「え?」 「だから、3年連続凶なの、俺の初詣のおみくじ」 「……神様にでも喧嘩売ったんですか、支障」 「いやべつにー。ただ凶って珍しいよな、かえってくじ運いいっていえるかもしれないし。酒の席のねたにでもなるからいいんでない?」 「そういう態度が神様を怒らせてるんですよ、多分!」 |
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