2004年7月

怪談と百物語の国ですから 7月29日
「怖い話は好きかねはにわ君」
「……嫌いです」
「稲川淳二は」
「あの安っぽくて嘘くさい季節ねたをやらないんでしたらそんなに気にはなりません」
「心霊スポットなんてのは」
「行きません。知らないで近くに行くことはあるかもしれませんけど」
「うむ、すばらしいねはにわ君(ゼフェル先生風に)。私の教えをちゃんと受け継いでいるようだ」
「……教えとやらを受け継ぐのは嫌ですけど、死者をネタにしたり冒涜したりするような話はもっともっと嫌です」
「いいですよはにわ君。その意気です…… ってあたりでこんなのを振ってみよう」
「んー。日本のホラーが怖いっていうより、それ以外のホラーがぬるいだけだと思うんですわたし。これはどうでしょう、見てみるまでは何とも言えません。はい」
「……う、ひょっとしてはにわ君、怖い話好きなのかね?」
「嫌いだって言ったじゃないですか支障。あんな底の浅い話、面白いわけないです」
「……ええとはにわ君、霊とか呪いとかって信じてるかい?」
「信じますよ。だからなおさら、この時期の怪談みたいなの嫌いなんです。ひとって、何年も何年も恨んだり怒ったり悲しんだりし続けることができるほど強くもないし、そして弱くもないと思うんです」
「う、うんそうだねはにわ君」
「だからさっきも言ったみたいに、霊とか呪いとかで死んだひとをネタにするだけの薄っぺらい話は大嫌いなんです」
「そ、そうか……いや、実は近くに戦国時代の姫様が身を投げた池っていうのがあるって聞いたんだが……」
「それなら是非行きましょう支障! お酒とかお菓子とかお供えして、慰めてあげたいです! 受け止めることはできないかもしれませんけど、お話を聞きたいです! 変な怪奇イメージをぬぐってあげたいです!」
「……こういうのは健全って言っていいのだろうか……」

体を張ったネタだと主張してますけど 7月23日
「むー。なんか最近、気がつくとどこか出血している」
「げ。変な病気じゃないでしょうね、支障」
「怪我だ怪我だ。ほら。指、足、額。傷だらけ。妙だろ?」
「妙って、酔っぱらってぶつけたり紙とか触ったときに切ったりしてるだけじゃないんですか?」
「ならわかるんだけどさ、最近俺そんな酔ってないよ。まじな話治療中だし。それに怪我してるのに気づくのってたいてい仕事中だしな」
「えー、じゃあ、かまいたちでも怒らせましたか支障」
「だとしたら妙にスケールの小さなかまいたちだな。でもそうかもしれない。なんかいろいろ棲んでそうな仕事場だし」
「えー、もう怪談ですかー?」
「いやいや、まじめな話。デーモンとかグレムリンとか砂の妖精とか小人さんとか」
「支障の周りだけ異世界ですか?」
「だって、端末もサーバも原因不明のエラー吐くし、寝ても寝ても眠いし、気がつくと仕事終わってるし」
「……少なくとも砂の妖精さんと小人さんについては、支障が召還してるんじゃないかと思うんですけど」
「とにかくこの謎出血の謎を追うために謎部隊を秘密裏に結成しようと思う」
「えーと、私は参加しませんから」
「いや、隊員にも秘密のうちにもう発足してたんだな、これが」
「……まさか、『夏だから怪談』みたいな安直な考えで引っ張ろうなんて思ってないですよね?」

幻想的な借金 7月21日(更新時のミスで一時消えていました)
「変なメールが来てる」
「変なところにメアド晒したからじゃないんですか」
「いや、メール自体はshockwaveからの、至極まっとうな広告メールなんだけどな」
「じゃ、どこが変なんです?」
「つまり、メールのタイトルの前半がshockwaveが付けたタイトル、後半“ ”で囲まれてるのがスポンサーの付けたタイトルだったりするわけなんだが」
メールソフトはApple Mail

組み合わせでだいなしー
「な」
「……確かに変になっちゃってますね……」

夏なのかな 7月15日
「暑いですねぇ」
「まだまだだろう。これはまだ気持ちいい暑さだ」
「えー。もうなんていうか罰ゲーム(by パクマン)ですよ」
「これは夏の暑さだろ? 8月後半あたりになると残暑の、ほらこう、ねっとりとした暑さがやってくる」
「あー、その表現からして嫌です」
「そんなねっとり暑さのさなかにただでさえ暑苦しい風体の連中がわざわざ暑いところに集まってよけい暑苦しくなるようなイベントがあるからなぁ」
「……支障だって人のこと言えるような風体じゃないじゃないですか」
「自分も含めての話だ。あ、そういえばそっち方向だと先月ちょっと触れたOSたん絡みでなんか熱くなってる人たちがいるな」
「うーん、なんで熱くなるのかいまいちわかんないんですけど」
「俺にもわからん。けれどとりあえず一気にさめた。まー面白いしこういうの好きだけど、正直『公式』OS娘はどうでもよくなった。もともとMicrosoftのキャラクターってわけでもないのに『公式』言うのも変な話だし、不特定多数が著作権云々するのも変な話だし」
「作りたい人が作りたいものを作りたいように作る、ってのは規模が大きくなっちゃうと難しいのかもしれませんね」
「かもな。同人屋としては寂しい限りだが。利権とかカネとかそっちが絡んでくるせいもあるかもしれんしな」
「個人で楽しくやってたところに、企業が入り込んでこようとしてがたがたになる、よくある構図のような気がします」
「ちゅうかこういうところに首つっこんでくる企業が安易すぎるんじゃないか、と思うな。ベンチャーのつもりなんだろうか」
「企画力がないってことですよね。ベンチャーと方向がまるで逆です」
「あとそれに踊らされる同人屋とかな」

つまり何がいいたいか、というと「ベンチャーといえば何でも許される時代じゃねえよ。やってることがせこいんだよ。存在自体が陳腐化しつつあることに気づけよ、孫」ってことだと支障が言ってました。
自称「神様」ってどんなもんかと 7月12日
「参院選、なんていうかあんまり面白みのない結果に終わっちゃってちょっと残念」
「支障、政治ねたはちょっと……」
「べつにいいじゃん。ここでは特に特定政党を叩いたり応援したりする気はないよ。イラクや、それ以上に年金問題で自民が減らすのはある程度予想できてたわけだし、口だけの菅と違って岡田が地味にがんばってるイメージは伝わってきてたし。たださ、改選前と較べて12伸ばした(改選前勢力70議席→82議席)民主が『躍進』なのはわかるけど、2減らした、それでも民主より33多い(117→115)自民が『惨敗』って報道はどうかと思うなA新聞」
「だから特定政党の名前は……」
「あ、一応いっとくけど俺自民に入れたわけじゃないよ。たださ、『惨敗』っていうなら議席半減以下(20→9)の共産じゃないか、とか。自民が食われたというよりは共産と無所属の今までのいわゆる批判票が民主に流れただけじゃないか、とか思ったりしたわけなのだよはにわ君」
「はぁ」
「この結果を受けてか、なんか二大政党制云々って話がまた出てきてるけど、なんかなー。A=非B、B=非Aで、非A非Bっちゅう選択肢なし、みたいな流れになってしまいかねないのがちょっと気に入らん。言ってることは大して変わらないアメリカの民主党と共和党みたいになったら嫌だ」
「支障、型にはまるの大嫌いですもんね」
「そう、ワケのわからない政党というか連中が群雄割拠してこそ政治が面白くなるんじゃないか。ねたとしてな」
「……支障、まさか、まさか又吉イエスに投票してたりしないですよね?」
「うーん、まさか8,000票超えるとは思わなかったな」
「支障! 答えてください!」

根本的な前提条件がひっくり返っちゃったみたいです 7月3日
「やっとHDDが死ぬ前の環境がほぼ復活した」
「あれ? FTPとかメールとかのパスワード、ずいぶん前に再発行してもらってたじゃないですか」
「ソフトの認証問題があってな。Adobe系のとかOfficeとかはちゃんとCDがあったからよかったんだけど、JEditとかTransmitみたいにダウンロード購入した奴、シリアルとかそのあたりの認証情報が全部すっ飛んじゃっててさ。再発番申請しようにも、ソフトがバージョンアップしちゃってて結局お金払う必要があったり、そもそも購入時のメールアドレスがわからなくなってたりで結構手間だった」
「はぁ。だからちゃんと紙に書いておかないと大変なんですよ」
「その紙がどこにあるかわからなくなっちゃったから大変だったんだってば」



2004年7月

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