2004年6月

時を隔てても、海を隔てても 6月30日
「ずいぶん間あいてしまった。FTPパスワード復活したのに」
「ハーボット、かなりすねてますよ」
「うーん、ちょっといろいろ立て込んでたからなぁ。というところで今日のねたはこんなとこでどうだろう」
「……ええと……」
「だいたいの意味がとれればねたとして通じると思うけどな。あとこことか」
「……すごく早く情報が伝わってるんですね」
「-chanと-tanの違いとか、知らないでもいい日本語を学ぶまえに何かすることあるんじゃないか、とか思ったりもするがな。なんか『萌え』は日本で自給できかつ輸出できる究極の天然資源という気がしてきた」
「天然なんですか?」
「うむ。というのも昨日、俺のさらに支障筋にあたる人と話しててさ。確かにコンテンツというかつまりいわゆるひとつの『萌え』は半島とかあたりでも産出して、日本産『萌え』を追っているわけだ」
「ゲームなんかすごいみたいですね。国を挙げて増産体制に入っているとか」
「だけどなー、どうも何か違うんだよ。味というか、雰囲気というか。確かに『萌え』なんだろうけど、そこにはやはり国民性と言っていいかどうかはわからんが産地の違いによる風味の違いが厳然と横たわっている! が、やはり一方で中核にある、あるいは目指す先にある『萌え』はひとつなのだ!」
「……ええと、つまり……?」
「わかりやすくいえば国産松茸と韓国産松茸とカナダ産松茸はどれもマツタケ目キシメジ科キシメジ属のあのキノコだが、味も香りも大きさも歯ごたえも、そしてそれに合った調理法もそれぞれ全部違うだろう。それと同じで『萌え』も万国共通でありながら産地によってそれぞれ風味が異なる。天然資源だと俺が主張する根拠はここだ」
「なんか熱く語られましたけど、わかったような、わからないような……」

今日はわかる人にしかわからないねたです 6月17日
こんなの見つけた」
「はぁ。『なんでもかんでも萌え擬人化』は嫌いだって支障言ってたじゃないですか」
「それ豪快に自己否定してないか。とにかく気に入ったんだ、が」
「ぜんぶWindowsってのが気に入らないんでしょ?」
「そう。DOSはWindowsじゃないけどな」
「それをいうなら3.xはOSですらないと思います」
「で、Mac OSなんかを考えてみようと思ったわけだ。OSXなら『
あくあ』がいるけど、るなとうにゅうを加えても3人だけだし」
「Mac OSって名前になったのは7.6以降でしたっけ?」
「そう。だからといってSystem1.0から始めると漢字Talkの絡みでわけわからなくなるから俺が初めてMacにさわった漢字Talk6.0.7あたりから始めようと思う」
「あれ、それだと10人もいます?」
「ええと、今まで使ってきたのって、6.0.7、7.1、7.1.2、7.5、7.5.1、7.5.3、7.5.5、7.6、8.0、8.1、8.5、8.6、9.0.4、9.1、9.2、9.2.2、10.0.1、10.1、10.2.3、10.2.8、10.3.4、かな? 21もある」
「マイナーアップデートも入れるんですか?」
「当たり前じゃん。7.5.3と7.5.5の差は大きかったと思うぞ。逆に7.6と8.0って、アイコンとかの見た目以外どこに違いがあるのか当時よくわからなかったな」
「そのあたりを残すとしても。カウンターみたいに作るんだったら半分にしなきゃいけないですよ」
「むぅ……じゃあ6.0.7、7.1、7.5.3、7.5.5、7.6、8.0、8.6、9.2、10.1、10.2、10.3……うーん、ひとつ多い」
「別にいいじゃないですか。描くだけ描いて、あとから選べば」
「それもそうか」
「どんな子になるのかな?」
「開発コードネームで行くなら10.1『ぴゅーま』、10.2『じゃぐわー』、10.3『ぱんさー』と揃って猫娘確定」
「なんかそんなかんじで行くと8.6あたりまではみんな爆弾娘みたいになりそうですね」
「爆弾ってなら10.0がすごかった。10.1あたりもそうかもな」
「コードネームっていえば、10より前のってどんなのがついてたんですか?」
「7.6は『はーもにー』。8が『てんぽ』で8.5が『あれぐろ』、8.6が『べろにか』だったかな? で、9が『そなた』」
「あれ、そういえば『こーぷらんど』って」
(どかっ!)
(しばらくお待ちください)

「アレ、ワタシ、ナニカイイマシタ?」
「いいや、何も言ってなかったんじゃないかな」

歴代パッケージなんかも参考にしたら面白いかもしれない、萌えるかどうかは別問題だけど、と支障が言ってました。

6月19日補足
もうすでにしっかりこのようなところがあったのですね。あと、OS10.0は「ちーたー」というコードネームだったと教えていただきました。ありがとうございました。

認識は結構正確でも一番大事なところで間違えるもので 6月16日
「何読んでるんですか支障?」
「『日米架空戦記集成』。結構面白い」
「? トンデモ小説かなんかですか?」
「そうかもな。戦前戦中のを集めた本だ。ちょっとみてみ」
「……
……わぁ。負けがこんできてからのドリームっぷりが最高ですね」
「まぁ結局は負けたからドリームとかトンデモとかって言われるんだろうな。実際勝ったアメリカは今や世界の覇者だ……ちゅうか、ここに集められたやつの『日本』と『アメリカ』を入れ替えた展開がここ60年ばかしの現実なわけだしな」
「でも、いくらドリーム入ってるとは言っても、当時の世相というかその後の歴史の流れを予想してる気がします」
「そう思うだろ? そりゃ所詮はフィクションだよ。小説だよ。だけど今読むと何ともいえない……味と言っていいのか、何かしら読み飛ばせないものがあるんだよな」
「はい。わかります。そうですよ。昔のあほ話ってだけじゃないです」
「そ。どっちが勝ってても負けてても結局は戦争にすぎないわけでさ。勝てば官軍強さが正義。アメリカのマッカーシズムにしろソ連のスターリニズムにしろ、大政翼賛体制やヒットラーの施策とどこが違うんだろうな。所詮はかっこいい仮面かぶり続けることができたやつの勝ちだ」
「……」
「あ、この、枢軸国マンセーなドリーム小説読んでて思ったんだけどさ、イタリアがこのドリームワールド第二次大戦勝利後の世界の主要国ってのには納得がいかないんだが」
「あ、それはイタリアですから」
「理由になってないけど、理由になってるんだよなぁ……」
「理論としては、『のび太のくせに生意気だ』と同じくらい無茶というか破綻してるんですけどね」

大手メーカーの製品だから安心してたのに、だそうです。 6月11日
「あれ……ここに……」
「? どうしたんですか支障?」
「うぎゃー! 中身違うじゃねえかこん畜生!」
「し、支障!?」
「許せねえよ詐欺だよぼったくりだよ金返せ馬鹿やろー!」
「(ばしっ!)何があったんですか?」
「……えーと、HDDが吹っ飛んだわけだ」
「はい、バックアップとってなかった件ですね」
「そう。それはそれで残念なんだが、パスワードとかそのあたりがなくなったことで作業そのものができなくなってしまった」
「はぁ。紙かなんかに書いて残しておかなかった……んでしょうね、支障のことですから」
「いや、書きはしたのだが、部屋のどこにあるのだかまるでわからん」
「……異次元にでも行っちゃったのかもしれませんね。あの部屋何か棲んでそうだもん」
「しかし、だ。データ自体はさらに古いけれど、前使っていたマシンであればパスワードとかそのあたりなら残ってるんじゃないかと考えたわけだ」
「前使っていたっていうと……ああ、音声出力とLANポートと液晶画面とCD-ROMドライブが壊れたあのノートですね」
「そうそう、もう使えないんでほっぽってあったんだけど、あれからハードディスクを取り出して、こんなのを買ってきたわけだ」
「あ、この箱の、これですね。で、これのどこが詐欺なんですか?」
「だから中身違ったんだってば」
「は?」
「箱はこれでも、入ってた中身がこっちだったんじゃー」
「ありゃー。見た目似てますし、工場かどこかでのミスですかね」
「値段がえらく違うんじゃー! 『ミス』の一言ごときで片付けられてたまるか! 俺の時間と往復の電車代を返せ、いや絶対返してもらう」
「はぁ、まぁ当然といえば当然のことだと思いますので、いってらっしゃい」
「……もうすこし一緒になって盛り上がってくれよ」
「だって、そんな大騒ぎするようなことでもないじゃないですか。ちゃんと交換に応じてくれるんなら」
「そのための俺の金と時間はどうなる。ちゃんとはじめから正規の品が入っていれば二度手間になることなんかなかったんだし」
「支障、変にクレーマーになっちゃったら逆に対応が悪くなること、逆の立場でよく知ってるはずじゃなかったんですか?」
「じゃあ、これからヨド○シカメラに一緒に行こうじゃないか。俺の怒りが正当なものであることを見せつけてやる」
「はい!?」


「支障、気弱すぎです」
「いーじゃん、怒ったって変わらないならとっとと方つけちゃった方が労力と気力の無駄遣いをしなくてすむ」
「なんかさっきと言ってることが違うんですけど。時間と往復の電車代はどうなったんですか?」
「そんな昔のことは忘れた。つかまぁ当分ヨ○バシには行かないってことなだけだ」
「今までも行ってなかったくせに」
「そう。よく考えたらさ、往復の電車賃考えると家の近くの店で買っても大して変わらない訳よ。それにさ、本当に必要なパーツだったら、あちこちの店探すよりも通販で買っちゃった方が結局のところ早いし確実だし」
「小売店の存在意義を根底からひっくり返す発言ですね」
「これこそ復讐というやつだよはにわ君! マニュアル通りの対応しかできないような店員しかいない店に用はない!」
「でも支障、支障が今見てるのってヨドバシカメラの通販ページですよ?」

やっと落ち着いてきたみたいです 6月9日
(回想)
「う、うぎゃー!!」
「何ですか支障。γ-GTPがとうとう2000オーバーですか?」
「……HDDが死んだ……」
「はい?」
「すべてのデータが……消えた……」
「あちゃー。バックアップはどうなんですか?」
「……最新で、去年の10月」
「あーあ。ご愁傷様です」
「はにわおまえ、完全に他人事だろ」
「他人事ですよー。自業自得です」
「貴様と俺は一心同体だ。悲しめ。ここのサイトの更新だってできないんだからな」
「えぇ? パスワード紙に書いておかなかったんですか!?」
「いや書いたんだけどさ。その紙がどこにあるかわからんのよ」
「最低!」

(回想終わり)
「というようなトラブルがあったのが先週末です。結局、支障は土日と月曜日・火曜日つぶして復旧作業をやってました」
「まだ完全じゃないが、とりあえずは復旧できつつある方向に進んでいるといえなくもないんじゃないかな」
「パスワード忘れてるっての、最低です」
「いーじゃん。結局再発行受けたりでどうにかなりつつあるんだからさ。俺、仕事中ほとんど復旧に費やしてるんだから少しはほめてくれ」
「仕事中にやってるって段階ですでにほめられないと思うんですが」
「でも復旧しないと困るだろ?」
「う……それはそうですけどぅ」
「だからまぁ大目にみろ。社会の半分は建前でできている」
「えー」

 6月4日
「あー」
「今度はなんです支障」
トゥルーファンタジー・ライブオンラインが開発中止だって」
「あ、こんなのあったんですね」
「なんだよー。期待してたのに。これがあるなら凶箱買ってもいいとか思ってたのにー」
鉄騎のときもX-box買うとかいってませんでしたっけ?」
「あ、いやー、あれ、専用コントローラにものすんごく惹かれたんだけどさ、よく考えたら置く場所無いって気が付いて」
「よく考えなくても気が付きそうなもんですけど。でももったいないですね。なんかかわいい感じのグラフィックとか、システムとか世界観とか」
「そう思うだろ? クローズドβまで始めておいて中止って、開発費の無駄遣いよりもユーザーの反発の方がでかいと思うよ。裏切り行為に近いじゃん」
「支障が選んだからじゃないですか?」
「どういうことだよ! そもそもまだやってもいなかったのに」

支障が選ぶ規格って、どういうわけかマイナー路線を走るか、消えていくかってのが多いんです。βのビデオでしょ、MSXでしょ、VHS-Cのビデオカメラでしょ、セガサターンにDreamCast、それからMacintoshとか。Macはわたしも好きですけど。あとソフトではたとえばNetscape、クラリスワークス、EGBridge、PageMakerなんてのも。デジカメでもスマートメディアを買い込んだとたんにSDメモリカードが出ましたし。そういう星の下に生まれてるのか、先を見る目がないのか、単に何も考えていないのか、ですね。

怖いことです、で片付けられるんでしょうか 6月3日
「ひどい話ですよね」
「長崎の小学生殺人だろ。寒い時代だと思わんか?」
「支障、人が死んでるんですよ。ねた発言は不謹慎です」
「実際寒い時代じゃん。小学生がカッターで殺人だぞ」
「そりゃそうですけど……」
「でもこの記事見ると、小学生のウェブサイトって結構あるみたいだな。俺の小学生の頃とはえらい違いだ」
「そりゃあ十年一昔を2回やるくらい離れているわけですから。物心付くときにはパソコンがあるのが当たり前ですし」
「そういえばラグナロクやってて中の人が実は小学生とか中学生とかってのはわりと聞くしな。まぁROはキャラが取っつきやすいとかわりと名前が売れているとか操作が比較的単純だとかで低年齢層が多いとはいうけど」
「でも支障、そのゲームの中で実は小学生とか中学生とかに人生諭されてるんですから救いないですよ」
「話したいのはそっちじゃない! つまりさ、広くコンピュータといっちゃうけど、Webサイト作ってFTPやって公開するスキルも知識も持ってるくせに、刃物の基本的な使い方とか、使ったらどうなるかっちゅう知識はないんだなということ。知識以前の問題だけどな」
「……そうですね」
「刃物は危ない、触らせない。それを言うのは簡単だけど、実際には駅の売店でもコンビニでも文房具屋でも、100円かそこら出せば人を殺すことのできる道具が買えるわけで。むしろ刃物に触ったことにない奴がいることの方が恐ろしいよ。刃物があたれば切れる。赤い血が出て、何より痛い。元通りになるのに時間がかかる。戻らないこともある。深かったり大きかったりすれば傷口が熱を持つ。あとから膿むこともある。当たり前のことなんだけどな」
「支障、工作とか料理とかで切り傷だらけですもんね」
「そう。カッターから包丁、彫刻刀、鑿、鎌、はさみ。斧でも小刀でものこぎりでも怪我したな」
「なんかあんまり自慢になってない気もしますが。っていうか支障、不器用なんじゃないですか?」
「だから刃物使うのに慎重になるんだ」
「慎重にやってる割には怪我が多い気がします」
「……ところで。ちょっと気になることがあるんだが」
「なんでしょう?」
「この事件、ドラマ見て思いついたとかいわれてるじゃん。これが漫画やゲームやアニメだったら、マスコミとかの対応って鬼の首取ったみたいに大騒ぎバッシングフェスティバルへGo!、だと思うのに」
「そうですか? やっぱり事件があって、その引き金のひとつになったと考えられたら大騒ぎですよ。さっきの記事だって、結構大きな扱いじゃないですか?」
「そうかなー。被害妄想かな。なんか報道がぞんざいだと思うんだけどな」
「ぞんざいなのは、記事の中の、画像の囲みの作り方だと思います」
「おまえの方が不謹慎じゃないか?」



2004年6月

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