旅に出ます、探さないでください、と 5月26日
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「……これでよし」 「どこへ行こうというのかねはにわ君」 「ひっ、し、支障」 「前回言っておいただろう。今度の更新でサービスイラストだと」 「そんな一方的すぎますよぅ。鬼畜!」 「存在がすでに悪、な俺様には何を言っても褒め言葉よ。ふふふ」 「……ひいっ」 「よいではないか、よいではないか!」 「し、支障、殿中です。支障ご乱心!」 「乱心してるのはどっちだよ」 「あれ?」 「いやさ、サービスカットって、結局描くの俺じゃん」 「……」 「いやさー、水着には早いし、衣替えには時機を逸したろ」 「…………」 「かといって浴衣ってのもまだ季節はずれだし、とか考えてたら面倒になったんでパス」 「……ししょうー!」 「どした?」 「(ぐっ!)思いつきで引っ張り回すのがそんなに楽しいですか!?」 「で、殿中でござる、殿中でござるっ!」 |
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まっくろくろすけ、でておいでー 5月17日
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「……なるほどねぇ」 「またよからぬことでも考えてるんですか?」 「そういう自覚はないんだが、それがまずいのだそうだ」 「そりゃ悪いことやってるって自覚ある人とない人とじゃ、ない方がよっぽどタチ悪いですよ」 「そういうもんかな。いや、こんなチェックやってみた結果なんだが」
「そうか。悪意ない悪ってのは怖いものなんだなぁ」 「まぁ善悪の基準とかの問題もありますから、一概にはいえませんけどね」 「子供が天使の笑みを浮かべながら虫虐殺するようなものかな? ほら、『輝く白さ』も結構高いことだし」 「支障の場合は何も考えてないってのが一番近いと思います。存在がすでに悪」 「はにわおまえ、次回更新で読者サービスイラスト付きな」 |
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青いレモンの味がする(古いなぁ) 5月12日
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「うーん」 「どうしたんですか支障?」 「こんなところを見ていたわけなのだが」 「……素敵にベタな展開が満載ですね。支障こういうの好きそう」 「うん大好き。ただねー、小学校入学直前に引っ越してるし、小学校でも中学校でも新設校ができて学校区変わって、あんまり幼なじみといえるほど小さい頃からの友達っていないからさ。ちと憧れだったりする」 「はぁ」 「幼稚園から小学校まで同じだった数少ない女の子が、久しぶりに会ったら2児の母になってたし」 「せつない、ですか?」 「いや中学校から違ったし、そもそも小学校のときに喧嘩してそれっきり、だったようなものだから。ただ時の流れを感じてしまったわけさ」 「それこそせつないです。きっと一生に一度のことだったですよ!」 「……なにげに暴言を吐いておくれでないかい、はにわ君?」 |
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歩いて3日でも電車で2時間だそうです 5月5日
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「はぁ、連休が終わってしまう」 「さんざんっぱら遊び歩いて……うわ支障、すごい焼けましたね」 「うん、もう顔から腕からひりひりして熱持っちゃって大変。風呂もうめてぬるいのでないと入れん。俺熱いの好きなのに」 「何やったんです? そんなになるまで」 「ちょっと100kmほど散歩してみた」 「は?」 「いやさ、東京から甲府まで歩いたらどうなるんだろうって。ほら、RPGのキャラって世界中歩いて回ってるじゃん。そんな気分になりたくて」 「……ある意味で尊敬します。人生道楽になってるでしょ」 「人生が道楽でなくてなんだというのかね?」 |
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